"天国"というと平安な世界を想像しますが、 私たちの日常には その小さな天国が存在します。 我が子を初めて抱き上げた日、 初めて我が子が言葉を話した日、 ご飯を美味しそうに食べる姿や、 家族で笑い合いながらテレビを観る何気ない時間。 子供が生まれてからは お宮参りや七五三、入園式、卒業式、 成人式や入社式、そして結婚式。 ライフイベントは毎年のようにたくさんあり、 その度あらたまった和装や洋装に身を包み、 写真に残すご家庭も多いかと思います。 ですが私たちが大人になった今、 見返すアルバムで愛おしい記憶は母や父 祖父母が写真におさめてくれていた 何気ない日常ではないでしょうか。 桃色に染まる頬で雪だるまを作る姿 夕飯を目の前に、食べている途中で夢を見る姿 兄と喧嘩して泣いている写真に 妹を必死におんぶする背中 ランドセルに目を輝かせた笑顔や、一等賞をとれず悔しそうに端っこで肩を落とす運動会。 私たちが感じていた特別な1日というものは、 もしかしたら義務的に訪れていたのかもしれず 日常の当たり前の日々が、 実は本物の特別だったとしたら。 もしもあの世と呼ばれる場所が天国だったとしても、 愛する人たちと共に過ごせる時間は この世でしか味わえない"天国"なのかもしれません。 恋人と夕暮れ時に手を繋いでスーパーへ行く何気ない一日、 自分へのご褒美に一人カフェでゆったり過ごす時間、 小さな子供達を自転車に乗せて 寒いね、と言い合いながら街のクリスマスツリーを 横目に走った帰り道 お風呂あがりに服を着ないで走り回る子供達を追いかける毎日 時には子を想い、母として ひとり不甲斐なさに涙が止まらなかった夜。 ただただすぎていくように感じる喜びや葛藤の全ての日常が きっと"小さな天国"であると信じています。 そんな日常にそっと寄り添い、思い出を残せるようなお洋服を届けられますように。 目の前にいる愛する人との小さな天国が どうかずっと記憶に残りますように。 そしてそのお手伝いとして、 MALI RAJのお洋服が単に消費されていく衣服とは違い、日常に花を添えられますように。 私の愛する小さな天国から、 皆様の小さな天国へと想いが届きますように。 生産から携わってくれる皆様、 そしてマリライのお洋服を 手に取ってくださる全ての皆様へ、愛を込めて。
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